セクハラ上司を注意したら…

以前勤務していた会社の上司が、ひどい人でした。今思えば、労務問題に強い姫路の弁護士にすぐに相談すべきでした。
普段から嫌味が多く、職場の同僚から人気のない上司ですが、お酒を飲むとさらに嫌な上司になります。
若い女性社員を自分のテーブルに座らせて、肩を触ったり、腰を抱いたりしながらお酒を飲みます。
女性社員が、上手にあしらっていましたが、酔いが進んで度を超えたような行為になる事がありました。
ある飲み会で、その上司以外の男性は私しかいなく、セクハラ行為をする上司を止める事ができるのは、私だけという状況になりました。
上司に「いい加減にしてください」と言って、女性社員を帰らせて、その飲み会をお開きにしました。
すると、思っていた通り、翌日から私に対するパワハラが始まりました。
必要な連絡を私だけにしなかったり、会議で私だけ名指しで非難されたりする事もありました。
私は、この上司の下で働いていても未来がないと思い、会社を辞めました。
このような上司がいる職場で働くと最悪です。

ブラック企業である陰湿なパワハラとは?

労務管理がなっていないブラック企業は長時間残業が多発しているというイメージがありますが、最近では陰湿なパワハラが増えてきています。そこで陰湿なパワハラはどのような形で行われるのか見ていく事にしましょう。

・上司の指示で同僚から無視されるようになる

仕事をしている時は同僚とよく話すものですが、上司がターゲットにしている人を職場で孤立させるために同僚などに無視するように指示します。それで同僚から無視されるようになるので職場に居づらくなってしまいます。

・業務変更を伝えられない

仕事をしている時に業務変更が行われる事もよくあります。業務変更があった時は基本的に全員に伝えるものですが、陰湿なパワハラをする上司はターゲットにしている人だけ伝えません。それで一人だけ変更前の方法で仕事をするようになるので効率が悪くなってしまいます。このような嫌がらせも陰湿のパワハラの一つになります。

・仕事が出来ない人を出世させる

職場には仕事が出来ない人が少なからずいるものです。このような人は出世する事はほとんどありませんが、陰湿なパワハラの方法として仕事が出来ない人を出世させてターゲットにしている人がダメな人という印象操作を行います。仕事が出来ないのに出世している場合は陰湿なパワハラを受けている可能性があるので注意が必要です。

あまりにひどいパワハラセクハラ

私が以前勤めていた会社の直属の上司がひどいパワハラとセクハラでした。
私は会社の受付として勤務していましたが、その上司は「受付に笑顔はいらない、ただ座ってロボットのように聞かれたことだけに答えていればいいんだ」といいました。ある時は受付スタッフ全員に変なあだ名をつけ面白がって笑っていました。
強制参加の飲み会では、その上司が慕っているお偉いさんの横に私を座らせてお酌を強要してきました。そして酔っ払ったフリをして抱きついてこいと裏で指示をされました。もちろんそれを断ると途端に不機嫌になり、翌日の仕事中にもグチクチと嫌みを言われました。
他にも、自分が気に入ったスタッフとは業務時間中にたばこを吸いに行くのに、私がトイレから出てくるのを見るなりサボってたんじゃないかと因縁をつけられたこともあります。
呼び出しの電話もしょっちゅうで、お客様対応で遅くなると何度も呼び出しの電話がなりました。そういう時に限ってどうでもいい用事だったりしました。
あまりにひどかったため、統括マネージャーに話をして労務担当に相談して、内部調査をしてもらい、結果受付の担当から外れました。

新人へのパワハラ、モラハラを正当化

あるゴルフクラブで働いていました。その時の話。

事務やコース管理はマシみたいだったけど、キャディは最低最悪。
典型的な体育会系で、精神論根性論で新人達を叩きのめす。

求人表では「正社員」募集だったけど、実際は一年単位の契約社員。
「教育係の気が向いたら試験する」というアバウトさ。
一年以上も契約社員のまま働いた人もいた。
ちょっとでもミスしたらペナルティとして体罰(腕立て伏せ600とか)、始末書提出強制。

毎日、ノートに反省文を書かされ、提出強制。
口で言う前に手が出る猿以下の教育係。
キャディ控え室は分煙していない、それを利用して嫌がらせの為に喘息持ちの新人の隣でスパスパ。

入寮強制。
寮では、部屋に籠っていると、一時間に一度の割合で居るかどうか確認される
休みの日に遊びに出掛けたら教育係に報告され、
教育係に「新人のくせに遊びに行くなんて」とネチネチギャンギャン説教される。

DV加害者のように「殴る手だって痛い」という風に新人へのパワハラ、モラハラを正当化。
マインドコントロールで、新人に罪悪感を植え付ける。

本当に最悪な会社です。姫路の法律事務所に相談して退社することが出来ました。

労働条件とは真逆の会社に騙された

30代になってからの未経験職種への転職で入社した会社でしたので、ちょっとした事では辞めないと誓っていました。ですがいざ入社してみると、まず丁寧に指導するとの事でしたが、わからない事を先輩や上司に尋ねると前にも言ったと初めての事でさえも強く罵倒されてしまって、萎縮して分からない点は聞けない状態に陥っていつまでも仕事が覚えられず悪循環でした。

そんな状態なので使えない新人とレッテルを貼られてしまって、しまいには私が粗相をしたと勝手に濡れ衣を着せられてしまいました。上司は私の話に耳を貸さず一方的に強く責めるばかりで明らかに指導の域を超えていたと思います。

面接時の労働条件でも残業代も支給するので業務は慌てず正確にゆっくりやる様にと言われたのですが、これも定時を少し過ぎただけで上司に呼び出され新人のくせに残業なんてと非難されました。ちなみに面接官はその上司本人でした。労務の法律を無視した真逆の労働条件で私の心と体を壊した会社は未だに許せません。

パワハラをされているのを見て派遣先の上司にキレました。

派遣先で同じ派遣メンバーの男性が派遣先上司からパワハラを受けました。
派遣先勤務開始の翌日から始まりました。
4名で派遣先へ就業しました。短期間業務で3ヶ月契約でした。

 

4名の派遣メンバーの中で私が一番年上で40代。他のメンバーは20代前半から30歳までです。
派遣先のパワハラ上司は30代後半でした。既婚者で就学前のお子さんがいる家庭の方でした。
パワハラを受けた派遣男性は30歳で独身でした。転職先を探しながら今回の派遣業務を行っていました。

 

勤務開始初日から「彼女いるの?派遣だから厳しいよね」「将来どうすんの?ニート?」と始まったんです。
男性は「短期業務だから平気だから大丈夫ですよ。仕事覚えが悪いから仕方ないです」と言ってました。
言葉の暴力が続いて一週間目に上司が彼の頭をファイルや電話帳で叩き始めたんです。
私が公休でいない日でした。翌日、彼が休んだので他のメンバーから叩かれた事を聞かされました。

 

パワハラの詳細を同じ派遣メンバーから聞いて即行動にでました。
まずは派遣会社に連絡・報告をしました。自分の事ではありませんが許せませんでした。
電話で報告後、上司の上司であるセンター長に「職場の上司の事で相談があります」と言って報告しました。
クビになってもいいと思って、思いっきりキレました。

 

最後に「パワハラ上司を処分してくれないなら明日から仕事に来ません。今までの事を地元新聞社や労基署、労働局の相談窓口に行って話します」と詰め寄りました。
私以外のメンバーもセンター長にパワハラ上司の詳細を告発してくれました。
すぐにパワハラ上司を同じ業務から外してくれました。
パワハラを受けた男性に対してセンター長からお詫びがありました。
次に来た上司はパワハラが無く、無事に契約満了でメンバー全員で就業できました。

 

パワハラをされたり、パワハラをされているのを見るのは本当に辛いです。許せないですね。
ですが黙っていてはダメです。されるがままになっちゃいます。
今後の事を考えると告発するのは不安ですよね。怖いです。

 

勇気を持って言わないとダメだと思います。言わなかった事で必ず後悔します。
同期や信頼できそうな上司にまずは報告・相談する事です。
それでダメなら勇気を持って派遣の労務問題に詳しい弁護士等の専門家に相談することが一番だと思います。