医療薬品の販売をしていたのですが、社内には毎日上司の罵声が飛んでいました。「給料泥棒」「使えないクズ」「倒れるまで働け」など、奴隷のような扱いを受けていました。1週間は「月月火水木金金」という計算で、月の残業は100時間を超えました。もちろん残業代は出ず、ボーナスなんて言葉も存在しません。毎朝の朝礼では「働ける元気な体に感謝して毎日休まず働く」「有給なんていらない」という社訓を大声で叫ばされてから仕事がはじまりました。土下座をさせられたことも何度もあります。過労で倒れて数日間入院した時には有給ではなくいわゆる「サボり」として数えられました。そんな状態が次第に私を限界に近づけたのでした。
心身共に病み、限界を感じたので退職願を出しましたがそれすら受け取ってもらえませんでしたので、強行手段をとって労働基準監督所に労務相談をし、退職の処理を代行でしてもらいました。あのまま続けていたら恐らく自殺していたと思います。