ブラック企業特有の朝のあのにおいとは

ブラック企業は、わりと掃除が行き届いていなかったりしますよ。いや、ビルのワンフロアーを借りているブラック企業は、掃除はビルの清掃員さんが行ってくれますから、掃除はされている会社も多いでしょうか。

 

 

しかし「におい」がごまかせないのです。私が務めていたブラック企業は、あの「におい」が朝方には充満していましたから。それは「頭を洗っていないにおい」です。仕事が忙しすぎて会社に泊まり込んで仕事をしている、つまり帰宅してお風呂に入っていないので、頭を洗っていないゆえに頭の脂のにおいがフロアに充満していることもあるのです。

 

 

私も面接時にもっとよく会社を見ておけばよかったんですよ。だって、確かに私が勤めたブラック企業では、面接時間の9時にもそのにおいがしていたのですから。「あれ?これ、頭を洗っていない人から出るにおいじゃない?」と、そこのブラック企業のドアを開けた瞬間に感じたのですが、しかし当時の私は転職したい気持ちが強く、ポジティブにそのにおいに対する理由をスルーしてしまったのでしょうね。そこで引き返せば、労務問題を抱えたブラック企業での辛い経験をすることもなかったのに。